6ヶ月まで留学可能な短期ビザ

イギリスでは6ヶ月までの留学にはShort-Term Study Visaが必要です。
ただビザの取得はイギリスの空港でOKと便利な留学方法です。
ここでは、イギリスに6ヶ月未満の留学をしたい場合のビザの取得方法や注意点などを見て行きましょう。

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目次


1.ビザ概要

短期学生ビザ(Short-Term Study Visa)は英語力の証明が必要なく、16歳以上の方が申請できるビザです。

「申請する」といっても、6ヶ月までの留学の場合には日本国内で申請する必要はありません。
必要な書類を持ってイギリスに渡航し入国審査でビザを発給してもらう、という仕組みになっています。
※日本国内のビザセンターであらかじめ申請することも可能ですが、その場合には申請料として89ポンドが必要です。

必要書類さえしっかりと揃えておけば、イギリスの入国審査でのビザ審査は難しくありません。
費用的にも日本国内での申請ではなく、空港での申請をおすすめします。

※6ヶ月以上11ヶ月未満の留学の場合にはShort-Term Study Visa(最大11ヶ月)を申請する必要があります。
この11ヶ月までのビザは事前に日本国内で申請が必要です。
Short-Term Study Visa(最大11ヶ月)の詳細はこちら

2.必要書類

イギリスの入国審査で以下の書類を提出します。
メールなどで送られた書類は、必ず印刷して手荷物で持って行きましょう。

● パスポート
 帰国する時点まで有効なパスポートが必要です。
 期限が近い場合には、余裕を持って更新しておきましょう。
● 学校からの入学許可証/ビザレター原本(メールで届いた場合は必ず印刷して提出)
 入学手続き終了後にメールで届きます。
● 資産証明(残高証明)
 銀行に自分名義の口座の残高証明書を発行してもらいましょう。
 もらう際には必ず「イギリスポンド」で表記してもらいます。
 ※ロンドンは月1265ポンド、ロンドン以外の地域は月1015ポンドの資金証明が必要です
 ※自分の口座ではなく親名義の口座を使用する場合には別途スポンサーレター(親が費用を負担するという承認の手紙)と戸籍謄本とその翻訳が必要です。
● 滞在先の詳細
 ホームステイ手配を依頼された方にはホームステイの詳細が届きます。
● 復路航空券またはその控え

3.イギリス入国の際には

イギリスへの入国は自動ゲートと有人ゲートがあります。
観光ビザの場合には自動ゲートで特別な審査はなく入国が可能ですが、学生ビザの場合には有人ゲートでビザの審査を受ける必要があります。

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4.制限事項

● ビザの延長・変更はできません。
● アルバイトはできません。
 アルバイトにはお給料の出ない無給のものも含みます。
 仕事全般がダメだ、と思ってください。
● 扶養家族や同行者がいる場合にも、このビザでの入国はできません。
 それぞれの方がビザを取得する必要があります。
● 学校の出席率は80%以上を保つ必要があります。
● Short-Term Student Visaでイギリスに留学して日本に戻ってまたすぐにShort-Term Student Visaでイギリスへ。といった留学方法はおすすめできません。
 入国審査で厳しく審査される可能性が出てきてしまいます。
● 学校からの入学許可書(ビザレター)はしっかりと確認しましょう。
 不備がある場合には入国審査に時間がかかったり、最悪の場合には入国ができない可能性もあります。

5.よくある質問

学校が終わったらすぐに帰国しないといけませんか

6ヶ月までのShort-Term Student Visaの場合、学校が終わってから1ヶ月はイギリスに滞在することが可能です。
ただしビザはあくまで6ヶ月までのビザなのでビザの期間を超えて滞在することは出来ません。

たとえば
学校が2ヶ月だった場合。
学校2ヶ月+1ヶ月=3ヶ月の滞在が可能です。

学校が6ヶ月だった場合
学校6ヶ月のみの滞在が可能です。

1ヶ月だけの留学の場合に学生ビザは必要ですか?

イギリスでは認可を受けた学校の場合には観光ビザでも30日までの就学が可能です。
そのため1ヶ月だけ学校に行くだけだしShort-Term Student Visaの申請は必要ない、と思われる方もいらっしゃいます。
ただこの30日間の就学については「観光と並行しての学習が可能」とされています。
英語の勉強をメインに留学がしたい。という場合にはShort-Term Student Visaの申請が安全です。

16歳未満なんですが何のビザを申請すればいいですか?

6ヶ月未満の就学の場合にはShort-Term Study Visa (Child)を取得していただく必要があります。

6.入国審査で聞かれる英語例

入国審査で聞かれることはだいたい決まっています。
英語が苦手な人は以下の例文を参考にして準備しておきましょう。

審査官:「What is your purpose for your visit?」入国の目的はなんですか?
回答:「To study English」英語の勉強です。

審査官:「Where are you going to be studying?」どこで勉強しますか?
回答::学校名を答えます。入学許可書を持っていたら、その書類を示して「This School」でもいいでしょう。

審査官:「Do you have an acceptance letter from **** school?」****語学学校からの入学許可証はお持ちですか?
回答:「Here you are.」ここにあります。

審査官:「How long are you staying?」どのくらい滞在しますか?
回答:「For 2months¥2ヶ月です。

審査官:「Where are you going to be staying?」滞在場所はどこですか?
回答:ホームステイ情報を提示して「ここです」と言えばいいでしょう。

審査官:「What do you intend to do after your school?」学校がが終わったらどうする予定ですか?
回答:「I will go back to Japan.」日本に帰る予定です。

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