バンクーバー留学の全て2024年最新情報

目次

1.バンクーバー概要

バンクーバーはカナダへのワーキングホリデーや語学留学で留学生に人気の街です。
アメリカのワシントン州とも隣接するブリティッシュコロンビア州にあるので留学中にシアトルロサンゼルスに気軽に旅行しやすい立地も人気の一因です。
カナダの大都市で、太平洋側に面していて最もアジアに近いのでアジアからの玄関口と言われています。
世界中の留学生に人気のバンクーバーらしく語学学校も多く留学サポートが充実しているので、初めての語学留学やワーキングホリデーでおすすめの都市の1つです。

バンクーバー基本情報


項目 概要
都市名 バンクーバー/Vancouver
ブリティッシュコロンビア州/British Columbia
日本との時差 日本-17時間(3月~11月:-16時間)
サマータイム 有り
最寄り国際空港 バンクーバー国際空港
空港からの交通手段 電車(約25分)・バス・タクシー
年間平均気温 10.4℃

物価

物価に関しては、モノにより大きく異なります。
食料品は日本とほぼ同じか、もしくは少し安い印象です。韓国系のスーパーや中華街があるので、アジア人向けの食材が簡単に手に入ります。
市内中心部のアクセスのよい場所に、コストコがあり現地の人にも人気です。
逆に家賃は近年高騰が続いています。日本で言うと東京で部屋を探すのと同じくらいの費用が必要と考えてください。
学生にはホームステイがお勧めです。食事も提供されますし最もお得に滞在ができます。

治安

バンクーバーは「世界で最も住みやすい都市ランキング」で常に上位にランキングしています。
特に医療制度。環境、治安、教育の分野で高い評価を得ていて治安も他国に比べて安心できるレベルです。
ただ、日本と同じというわけにはいきません。近寄らない方が良い地域があったり、夜の一人歩き(特に女性)は避けた方が良いなど、あくまで外国で暮らしている。ことを意識しましょう。

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2.バンクーバーに留学するメリット

1.カナダの中でも気候が温暖で過ごしやすい

カナダをご紹介していると「カナダって寒いんですよね」「寒いの苦手なんです」と言われる事がよくあります。

皆さんはどんなイメージでしょうか。

冬の気温は常に氷点下、街には雪が降り積もる。というイメージをお持ちの方もいるんじゃないでしょうか。

実際にはバンクーバーの街に雪が積もる事はほとんどなく、それどころか雪もあまり降りません。体感的には東京の冬に近い。と言われています。
「分厚いダウンとかいりますか?」と聞かれますが必要ありません。

カナダで寒い街はトロントモントリオールなど東海岸です。
逆に寒いのが苦手な人は冬の時期はバンクーバーで過ごして夏の時期はトロントなどで暮らす。というのも良い方法です。
バンクーバーは海からの暖流の影響を受けていることに加え、山に囲まれているので非常に穏やかな天候です。

夏の時期は気温が30度を超えることはまれで、非常に過ごしやすい天気が続きます。
日本のように湿気がないのでカラッとしていて、汗をかいてもすぐに汗が蒸発します。
夜は8時から9時くらいまで太陽が出ていて明るいので日本人にはちょっと不思議な感じですが、色んなアクティビティを楽しむのに適しています。

2.差別が少なくて現地生活に馴染みやすい

留学する上で皆さん気にされるのが差別がないか。特にコロナ禍でアジア人が差別を受けてから差別がない(少ない)街への留学希望が増えています。
留学先として人気の街には、どの街にも多種多様な人種、国籍の人々が共存しています。
日本人にとっては慣れないことですが、留学をして多種多様な人種、国籍の人々と交流して異文化理解を深めることは留学の大きな意義と言えます。
ただ、どの街も差別がないか。というと残念ながらそうではありません。
その点、治安の面ではバンクーバーを含むカナダは安心です。
カナダは1971年に世界で初めて多文化主義政策を取り入れました。「民族的・文化的多様性を尊重し、人種や民族に関わらず全ての国民をカナダ国家の構成員として平等に評価する」という考えを持っています。
移民の受入れにも積極的で、年間20万人以上もの移民を受け入れています。(今後はさらに多くの移民を受け入れる方針です)
カナダは「モザイク都市」という言われ方をしますが、モザイクの1つ1つの模様のように1人1人がルーツを大切に個人として尊重される。という意味もあるんです。
なかでもバンクーバーの人種構成アジア系が人種構成の約半数を占めています。アジア人である日本人にはなじみやすい街と言えます。
日本でなじみのある店や日本食も食べられ、多くの日本人が暮らすバンクーバーは特に初めての留学というひとにお勧めです

3.世界有数の住みやすい街

留学で治安や生活環境のせいで英語の勉強は世界各国の人との交流ができないようでは、せっかくの留学が台無しです。
留学ではさまざまな地域で日本とは違う文化や習慣、伝統などに触れること。初めて出会う人々とさまざまな意見交換を行うことなど。貴重な経験を得ることも重要は目的です。
安心して生活できない街では、貴重な経験を得ることは難しいでしょう。
バンクーバーは、イギリスの政治経済誌The Economistが毎年発表する「世界で最も住みやすい都市ランキング」で過去に5年連続で1位を獲得しました。2022年は5位という結果でした。
犯罪発生率なども含んだ評価で「世界でも住みやすい街」として評価されるバンクーバーはカナダの中でも安心して留学できる街と言えます。

4.語学学校がしのぎを削る激戦区‐質の高い語学学校に通うことができる

留学先に人気のバンクーバーには100校以上の語学学校があります。
学生数50名以下という小規模校から、複数のキャンパスがあって全校生徒が1,000人以上という大規模校まであって競争が激しいので必ずピッタリな語学学校が見つかります。
学校にも個性があり、「英語のレベル分けが10段階以上と細かい語学学校」「会話を中心に学べる学校」「発音の授業ではカナダNo1」「試験対策に強い」学校やカナダでの就職を目指せる学校、日本での就活に役立つ学校などさまざまです。
住みやすい街、留学生に優しい街であることに加え世界的に有名なブリティッシュコロンビア大学もあったりと熱心な学生が集まる街でもあります。
学校によっては無試験でカレッジに進学できるなど、高校や大学を目指す留学生にもお勧めです。

5.都会すぎない便利な街で快適な生活を送れる

バンクーバーは、ブリティッシュコロンビア州の半分以上の人口が集まるカナダ第三の都市です。
第三の都市、と言われると大都会をイメージしますがバンクーバーは都会すぎず、田舎でもないちょうどよい環境の街です。
騒がしい都会でもなく、生活に不便があるような田舎でもない。
公共交通機関が整っていて遊ぶ場所もある、観光地も近くにある、必要なものはすべて揃っている。そのうえ30分も移動すれば大自然も体験できる。と勉強も私生活も充実させることができる街です。

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3.バンクーバーに留学するデメリット

1.夏は雨が多い

バンクーバーのメリットとして「カナダでも比較的気候が温暖で過ごしやすい」という点があります。
たとえばトロントに比べれば真冬の寒さ(マイナス10度や20度)はなく、他の都市に比べると温暖と言えます。
そのためトロントやモントリオールなど、寒い地域に比べると、夜間の外出が容易でカナダの文化を知る機会もあり楽しみも増えるでしょう。
しかし、温暖ではあるんですが雨が長く降ります。
年間の降雨量は日本の方がやや多めですが10月頃から4月頃にかけて雨季が長く続くので、毎日降る雨に憂鬱になるという方も多いです。

2.日本人が多い

バンクーバーは何十年も前から一定数以上の日本人が生活しています。
日本食や日本のさまざまな商品が売られているお店や日本食レストラン、日本人経営の不動産などが多く存在します。
したがって、初めての留学、初めての海外生活だったとしても、いざという時に頼れる日本人、日本語環境があるというのは心強いポイントですよね。
一方で、英語ができなくても、日本人環境・日本語環境で生活できてしまうという事実もあります。
街中を歩いていると日本人留学生や観光客が日本語で会話をしているのが聞こえたり、
ワーキングホリデーでのアルバイト先に日本食レストランを選ぶと英語力が低くても働けてしまったり……。
日本人同士でなれ合い、最悪長期で語学留学やワーキングホリデーでバンクーバーに滞在しても英語力が伸びず帰国ということもあり得ます。
すでに英語力を持つモチベーションの高い日本人と上手にちょうどよい距離感でお付き合いしていくこと、
また言葉や文化などの壁にぶつかったときにも甘えすぎないことなど、きちんと意識してバンクーバー生活を送る必要があるでしょう。

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4.バンクーバー留学で持って行く物

サングラス/日焼け止め

夏は涼しいイメージがあるバンクーバーですが、夏は紫外線が強く日焼け止めは必須です。油断すると目や肌、髪に影響があります。カナダで売っている日焼け止めは日本で買うものよりも質が悪く高いです。高品質な日焼け止めやサングラスは日本から持参した方がよいでしょう。

折り畳み傘

朝は晴れていても昼から雨が降るといったことがしょっちゅうのバンクーバーでは、秋から春先にかけて雨の日が続くので折り畳み傘が必要です。
冬の時期の雨は冷たくて風邪やインフルエンザなど体調を崩すきっかけにもなります。
日本の高品質な折り畳み傘を持参しましょう。

カジュアルな服

バンクーバーでは洋服を外に干す習慣がなく乾燥機にかけます。日本の乾燥機と違って威力が強く洋服が縮んでしまうことがよくあります。ここぞと言う時のおしゃれ服を持って行って縮んでしまったら泣くに泣けません。
また、バンクーバーの人はおしゃれな恰好、というよりも気軽でカジュアルな服を好みますので、東京で見るようなおしゃれ服を着ていると「あぁ観光の人かな」といった雰囲気に。街になじむためにもカジュアル服を持って行くと良いでしょう。

5.バンクーバーの交通機関

バンクーバーはバス、電車(スカイトレイン)、フェリー(シーバス)など公共交通機関が充実しているので広範囲への移動が可能です。
すべての交通機関は同じ料金、乗車券での利用が可能、乗り換えも自由に行うことができます。
また自転車やスケートボードを公共交通機関に無料で持ち込み移動に利用することができたりします。
運賃はゾーン(移動距離)によって異なります。
バンクーバーのダウンタウン、バンクーバー市内がゾーン1。ゾーン1の地域をまたいでノースバンクーバー、リッチモンドなどの地域がゾーン2、さらにゾーンをまたいでサレー、コキットラム、ホワイトロックなどの地域までがゾーン3です。

バンクーバー ウォーターフロント駅

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