モントリオール留学全ガイド:2024年度版
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目次
1.モントリオール 基本情報
モントリオールは、ケベック州最大の街でカナダでもトロントに次いで2番目に大きな街です。
フランス語が話されている街としては、世界で2番目に大きな都市です。
(1番目はフランスのパリです)
カナダの公用語は英語とフランス語ですがケベック州ではフランス語が公用語になっています。
標識は英語とフランス語で書かれていて、聞こえてくる会話は主にフランス語。
もちろん英語でも会話はできますし生活も可能ですが、フランス語しか話さない人も人口の10%程度います。
2.モントリオールの特徴
モントリオールは北米のパリとも呼ばれ、ヨーロッパの文化が色濃く残る街です。
街を歩いているとヨーロッパに来たかのような錯覚を覚えます。
日本人が比較的少なく、ヨーロッパやラテンアメリカの留学生が多いのも特徴です。
ニューヨークやボストンに近く、週末を利用した旅行もできます。
ヨーロッパへのフライトも多く出ているので旅行好きな人にお勧めです。
3.お勧めポイント
英語とフランス語が同時に学べる
バイリンガル都市であるモントリオールでは英語とフランス語を同時に学ぶ事ができます。
モントリオールには語学学校がたくさんあってそのレベルも高い学校が多いのが特徴です。
一つの語学学校で英語とフランス語を学ぶ事ができ、午前中は英語、午後はフランス語、といった授業の選択もできます。
またモントリオールにはフランス語を第一言語とするカナダ人も多くいて、英語を学びに語学学校に通う人もいます。
カナダ人と一緒に英語を学ぶ、というのはこの街ならではの光景です。
日本人が少ない
せっかく留学に行ったのに「日本人と一緒にいて日本語ばっかり喋ってた」という留学生も多くいます。
その点、モントリオールにはそもそも日本人が少ないので英語(フランス語)の勉強に集中ができます。
物価が安い
モントリオールはカナダの都市としてはとても物価が安いのが特徴です。
不動産価格が安いのでシェアなどをしたい場合の家賃が安くお得に滞在することができます。
例えばシェアハウスの相場はバンクーバーでは CAN$500~CAN$800 くらいですが、モントリオールでは CAN$400くらいから見つかります。
お得に留学したい人にお勧めの街です。
フランス留学前に
たとえばフランスにワーキングホリデーで留学したい、という場合にフランス語ができないと働くことができません。
またフランスのワーホリは年間1500名までと人数が少ないのもネックです。
そんなときに、カナダでフランスのワーホリ前にフランス語を学ぶ。という留学生も多いです。
フランスよりも物価が安いカナダでフランス語の基礎を学んでおいてフランスで働こう。というパターンですね。
カナダでワーホリをしたい場合には、年間で6500名の定員ですので、フランスよりもワーホリビザが取りやすいというのも人気の秘密です。
4.少し残念なポイント
冬の寒さ
モントリオールの冬は長く10月から約半年、冬が続きます。
冬の最高気温が平均して-1~-2度程度と寒いのが苦手な人には厳しい環境です。
4月くらいまではモントリオールは銀世界になります。
交通機関が発達しているので移動には困りませんし屋内はTシャツで過ごせるほど暖かいですが、寒いのが苦手な人は冬の期間は行くのを避けたほうが無難です。
仕事がみつかりにくい
モントリオールではフランス語を話す人も多いので英語に加えてフランス語が話せることがバイトの条件になっているところもあります。
最近になって英語だけでも働ける場所が増えてきたので、探せば仕事はあります。
ですがバンクーバーやトロントに比べれば少ないので、ワーホリで仕事をしたい、英語力はあまりないけど仕事がしたい。という方はバンクーバー、トロントなどで仕事を探すと良いでしょう。
ただ日本食レストランなども増えてきたので、日本人のバイト先も多くなってきつつあります。