リバプール 街の情報
目次
- 1.リバプール 街の概要
- 2.メリット1:日本人が少ない環境で勉強できる
- 3.メリット2:街の人がフレンドリー
- 4.メリット3:サッカー発祥の国でサッカーを観戦
- 5.メリット4:観光も楽しめる街
- 6.メリット5:音楽が流れるのんびりとした街
- 7.メリット6:ビートルズファンにはたまらない
- 8.残念な点1:リバプールには訛りがある
- 9.残念な点2:長期留学だと街に飽きる
- 10.残念な点3:雨が多くて気温が低い
- 11.リバプールの交通機関
- 12.リバプールの観光地
- 13.お勧めの持ち物
1.リバプール 街の概要
イギリス北部にあるリバプールは、かつては海運業で栄えたことから「海商都市」として世界遺産に登録されている夜景の美しい港町です。
現在も当時の建物が多く残っていて、歴史を感じる事ができます。
また、リバプールはサッカーチーム、リバプールFCの拠点としても有名です。
本場のサッカーを見たい方にもお勧めの街です。
さらにはビートルズの生まれ故郷としても有名で、世界中からファンが訪れます。
様々な魅力のあるリバプールですが、街としては落ち着いた雰囲気なので集中して英語を勉強したい人にお勧めしたい街です。
2.メリット1:日本人が少ない環境で勉強できる
ロンドンの語学学校と比べて、語学学校に通う日本人比率は低く語学学校や時期によっては日本人5%以下ということもあります。
国籍としては、ヨーロッパからのアクセスが良い関係で、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、スイスといったヨーロッパの留学生が多いです。
日本人は留学に行くと、どうしても日本人で固まってしまいがちなので、ヨーロッパの人が多く強制的に英語環境に浸れるというのは非常に良い環境です。
リバプールは目標を持って英語学習に臨みたいという方には、とてもお勧めできる留学先です。
3.メリット2:街の人がフレンドリー
リバプールに住む方はフレンドリーで、道に迷っているときには声をかけてくれるなど優しい人が多くいます。
リバプールの人は「スカウサー」と呼ばれることがあります。
スカウサーはリバプールFCのファンがそう呼ばれることが多いですが、よくあるフーリガンのような人たちではなく、とてもフレンドリーで楽しい人がいっぱいです。
留学生にも優しい人たちなので、安心して生活できます。
4.メリット3:サッカー発祥の国でサッカーを観戦
イギリスはサッカー発祥の地。
サッカーに対する関心がとても高く20チームあるプレミアリーグその中でもリバプールのアンフィールドに本拠地を置くリバプールFCはとても人気です。
リバプールFCの本拠地アンフィールドは2016年に改修され試合観戦はもちろん、定期的に行われるスタジアムの見学ツアーではインタビュー席、ドレッシングルームに入ることができます。
さらにアンフィールドのピッチに立つこともできるので、サッカーファンに人気のツアーです。
5.メリット4:観光も楽しめる街
リバプールでは、ビートルズに関する場所を巡るのはもちろんですが、リバプールワンという商業施設でショッピングを楽しんだりすることもできます。
また、かつては貨物船の荷下ろし倉庫として使われていた、マージー川沿いのアルバートドックには、マージーサイド海洋博物館、テートリバプール、ビートルズストーリー、国際奴隷博物館など4つの博物館・美術館があります。
さらには20軒以上のカフェ、レストラン、お土産屋さんが入っていて学校が休みの日には留学生が友達と連れ立って訪れています。
6.メリット5:音楽が流れるのんびりとした街
リバプールではライブやリバプール国際音楽祭(LIMF)など様々な音楽イベントが開催されています。
このようなイベントが開催される一方で、観光地以外はのんびりとした空気が流れているのが特徴です。
リバプールはロンドンのような都会ではなく落ち着いて生活することができて緑も多く、公園もたくさんあってランチに公園で留学生が休憩をしている風景をよく見ます。
イギリスならではの文化、音楽、スポーツ、芸術を楽しみながら、ゆっくりと勉強したいという方におすすめです。
7.メリット6:ビートルズファンにはたまらない
リバプールといえば、世界的ロックバンド、ビートルズの故郷として有名です。
ビートルズファンにとっては、彼らが生活した街に留学することはたまらない経験でしょう。
観光ではなく、彼らと同じように「生活をする」というのも魅力ですね。
アルバートドックにあるビートルズストーリーではそれぞれの生い立ちり、ビートルズ結成、解散までをパネルや写真などでわかりやすく説明しています。
「ビートルズか、聴いたことは歩けどそれほど詳しくは無いな」と言う方にも分かるように分かりやすく説明されています。
8.残念な点1:リバプールには訛りがある
イギリスに留学される生徒さんの多くは「クイーンズイングリッシュ」に憧れて留学されます。
ロンドンなどの中心地ではクイーンズイングリッシュが話されますが、リバプールではちょっと発音が違います。
例えばmyという単語をmeと発音したり、rを必要以上に巻き舌で発音したり、といった違いがあります。
どちらかと言うとアイルランド訛りに近い発音です。
私たち日本人はどちらかというとアメリカ英語に慣れている方が多いので、聞き取れるようになるまで少し時間がかかるかもしれません。
9.残念な点2:長期留学だと街に飽きる
リバプールは比較的小さな街で、さらに中心地に観光地や語学学校、飲食店などが集まっています。
そうすると、ほとんどの場所を歩いて周ることができてしまいます。
街の様子がわかってしまうので、やる事がなくなってしまう可能性があります。
もちろん主な目的としては英語の勉強なんですが、街に慣れる、というよりも飽きると言う可能性が出てきてしまいます。
短期の留学であれば全く問題になりませんが、長期での留学を考えている場合や観光地を巡ったりするのも留学の楽しみの一つ、と考えている方は他の街や、途中で引っ越す、といったことも計画しておくと良いかもしれません。
10.残念な点3:雨が多くて気温が低い
リバプールは1年を通して気温が低い街です。
夏でも最高気温が20度、最低気温は13度くらいと特に夕方から朝にかけては肌寒いほどです。
冬も最高気温が2桁になることは、ほとんどありません。
また、日照時間も短く雨がよく降ります。
1ヶ月に25日、雨が観測された。というデータもあります。
土砂降り、というよりも小雨が続いたり、急に小雨が降ったり、と憂鬱になる天気です。
特に11月~1月の冬は日照時間が1~2時間になりますので、寒いのと雨とで気分が落ち込む人も多いです。
気分が天候に左右されそうな人は、考えた方が良いでしょう。
11.リバプールの交通機関
リバプールはロンドン中心地から電車で2時間半、マンチェスター空港から1時間~1時間半ほどの距離にあります。
電車は15~30分ごとに運行されていて便利です。
ただ日本のように定刻どおりに電車が運行されるわけではありませんので、時間に余裕をもって利用しましょう。
バスも大変便利出、Saveaway Ticketというチケットを使っての観光もお勧めです。
このチケットは1日何回バスに乗っても定額のお値段で、リバプール市内を移動できます。
クイーン・スクエア・センターで購入ができます。
語学学校、観光地、飲食店などについては街の中心地にあるので徒歩でも移動できます。
12.リバプールの観光地
マシュー・ストリート
ビートルズが無名時代に演奏をしていたライブハウスや行きつけだったパブなどがある場所です。
街並みもおしゃれなので、ビートルズは良くわからない、という方でも楽しめます。
アルバート・ドック
アルバート・ドックはリバプールで最も環境客が集まる場所です。
世界遺産のウォーターフロントにあって、カフェ、レストランがあります。
夜の夜景がきれいなので、ぜひ夜に行ってみましょう。
13.お勧めの持ち物
折り畳み傘
前述したようにリバプールはよく雨が降ります。
朝は快晴でも安心はできず、徐々に雲行きが怪しくなって雨になる。ということがしょっちゅうあります。
雨が有名なイギリスなので、現地で買えばいいか。と思いがちですが、イギリスで手に入る傘は日本ほと品質がよくありません。
値段も日本の基準で見ると割高な場合が多いので、スーツケースの空いた場所にしのばせておきましょう。
コート、ジャケット
イギリスは北海道よりも北にあって寒くて雨も多いです。
リバプールはそれにプラスして海風が吹いてきますので、体感温度はさらに下がります。
夏場であれば薄手のジャケットやパーカー、冬ならコート、ダウンを持っていくと良いでしょう。