バレッタ 街情報
マルタの首都であるバレッタ。
石灰岩で作られた建物が残る、街全体が世界遺産の観光都市であり、マルタの経済の中心地でもあります。
夜間の娯楽は少ないですが、落ち着いた街での留学を考えている方におすすめの街です。
目次
1.基本情報
マルタ共和国はいくつかの島で構成されていて最も大きな島がマルタ本島です。
そのマルタ本島の東部にバレッタがあります。
マルタ共和国の首都で、街全体が世界遺産に登録されています。別名「ルネッサンスの理想都市」とも呼ばれています。
それほど大きくない街ですが、街全体が世界遺産とあって世界中から多くの観光客が訪れます。
バレッタの旧市街は城壁に囲まれていてマルタストーンと呼ばれる淡いベージュ色の石灰岩でつくられた建物が昔のまま残されています。
まるで映画のセットの中にいるようです。
バレッタには観光名所がたくさんあります。
代表的なのはマルタを作ったと言われる聖ヨハネ騎士団が1577年に建てたとされる「聖ヨハネ大聖堂」があります。
またマルタの歴史を学ぶなら「国立考古学博物館」や「国立戦争博物館」。
ヨーロッパで3番目に古いマヌエル劇場、16世紀に建てられた貴族の家「カーサ・ロッカ・ピッコラ」
展望デッキからグランドハーバーを見下ろすことができる「アッパーバラッカガーデン」など見るべき場所がたくさんあります。
このように観光名所がたくさんあるため、日中は観光客でにぎわいます。
ただ、夕方になると地元の人は家に帰り観光客もいなくなるので、閑散とした印象にかわります。
お店やレストランも夕方には閉まってしまうので、夜間には出歩いている人も少なく出歩く場合には注意が必要です。
日本との時差は8時間(サマータイムの場合は7時間)です。
日本で夕方の18時のとき、マルタでは10時です。(サマータイムのときは11時)
マルタへの直行便はなくロンドンなどの大きな空港で乗り継ぎを行います。
2.おすすめポイント:世界遺産を満喫できる
バレッタは街全体が世界遺産に登録されていて、街を歩けば石造りの街並みを楽しむことができます。
またカフェも多くあるので、歩きつかれたら昔ながらの街並みを見ながら休憩、というのもおすすめです。
3.おすすめポイント:ヨーロッパ周遊が可能
マルタはシェンゲン協定に加盟しているので、ヨーロッパの各都市に国境検査なしで渡航することができます。
留学中に他のヨーロッパの国にも行ってみたい、という方はマルタを拠点にしてヨーロッパを巡ってみてもいいかもしれません、
4.気候
マルタは地中海性気候で11月から4月は雨季(冬季)となります。
雨季(冬季)のは平均気温が約14度くらいで日本よりも温かく過ごせます。
夏は日本と同じくらいの暑さですが、日差しが強く6月~9月の間には最高気温が40度を超えることもあるので対策を十分にしていきましょう。
5.物価
マルタはヨーロッパの中では比較的物価が安く、学費や滞在費も安いので費用をおさえて、でもヨーロッパに留学行きたい方におすすめです。
バレッタは日本と比べて物価がやや高めです。
ランチの外食は平均価格で12.5ユーロ(1600円くらい)かかりますので、なるべく自炊をすると良いでしょう。
6.治安
ヨーロッパの中でも比較的治安は良好です。
ただバレッタは夜には人が極端に少なくなるので、一人で出歩くのはやめておいた方が無難です。