語学学校はこんなところ

留学に行く人のほとんどが通う語学学校。
でも留学したことがなければ語学学校がどんなところか分かりませんよね。
ここでは、語学学校の気になるポイントを解説していきます。

目次

1.語学学校 基本のキ

語学学校は英語ではESL(English as a Second Language School)と呼ぶのが一般的です。
Language Schoolとも呼ばれたりします。

学校の名前の中にCollegeという単語が含まれている語学学校があります。

日本でCollegeというと短大を思い浮かべますが、語学学校の場合にはそういう意味ではありません。
単に名称の一部です。

レベル分け

語学学校は学校によって6~17のレベルに分かれています。
初日のプレイスメントテストで自分のクラスが決まります。
「たまたまテストがうまくいっちゃったけど授業が難しい」
「自分には授業が簡単すぎる気がする」
そう思った場合には、すぐにスタッフまたはISESにご相談ください。

クラスの規模

ほとんどの学校では1クラスの人数は10~13人程度です。
ただ夏休みには1クラスの人数が15~17人程度に増えることもあります。
クラスが上になるほど日本人が少なくなる傾向にあります。

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2.生徒の国籍

語学学校には世界中から100カ国前後の生徒が集まります。
国や都市、季節、学校によって集まる生徒の国籍比率は変わってきます。
ヨーロッパの人が多い、アジア人が多い、中南米が多いなど希望に合わせて選んでみるのもいいでしょう。

また、1つの国籍だけが集まることが無いように国籍制限を設けている学校もあります。
国籍制限を設けている学校では、ある国籍が増えた場合にはその国籍を持つ学生は入学が出来なくなる、という対応をしています。
このことによって、まんべんなく世界中からの生徒が集まり世界中に友達ができる雰囲気が作られます。

3.学校の授業

語学学校では初日に英語のテストが行われて実力に合わせたクラス分けが行われます。
初日の午後はオリエンテーション。
街を案内してくれたり、乗り物の乗り方を教えてくれたりするので留学の不安を取り除くことができます。
本格的に学校がスタートするのは2日目から。
自分に合ったレベルで勉強をスタートさせましょう。

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4.選べる選択授業

英語に関する選択授業

多くの語学学校では午後の授業を選択制としています。
発音、文法、スピーキングなど伸ばしたい部分を重点的に勉強することができます。
また試験対策の授業も人気でIELTSやケンブリッジ英検、TOEFL、TOEICなど履歴書に書けたり就活に役立つ試験対策が人気です。

スポーツやカルチャーを学ぶ

英語の勉強だけでは物足りない。
スポーツやカルチャーを学びたい。という場合にもスポーツならゴルフ、スキー、スノーボード、スキューバ、ダイビング、ダンス、ヨガなどのレッスンがあったり、カルチャーなら音楽、料理、映画製作、アート&デザインなど色んな選択授業があります。

英語+ボランティア

また最近人気なのがボランティアに参加するコースです。
子どもや高齢者のお世話、日本語教師のアシスタント、自然や動物の保護など、さまざまなボランティアが可能です。
より現地の人たちと身近に接することが出来て人間関係も広がります。
この貴重な体験を日本でのキャリアアップ、就活につなげる人もたくさんいます。

ビジネス英語

一定の英語力があるとビジネスに使える英語を学ぶビジネス英語の授業を受けることができます。
この授業ではビジネスに必要な語彙力、メールの書き方、ビジネスマナー、プレゼンテーションなどを学びます。
また、海外のビジネス習慣も学べるので実務でも非常に役に立つ授業です。
ビジネスの現場ですぐに役立つようにカリキュラムが組まれているので、即戦力として英語を使いたい。という方にお勧めです。
海外の社会人と知り合う機会も多いのでネットワークも広がります。

専門講座

専門講座の多くは午後の選択授業ではなく、1日その講座を受講することが多いです。
受講できる講座にはカスタマーサービス、国際貿易、IT、Web、医療、法律、ホスピタリティ、幼児教育、キャビンアテンダント、パティシエなど様々な種類があります。
中には現地での就職につながる講座もあるので、現地就職や永住を目指す人もチャレンジしてみては。

英語講師

TESOLやJ-shineなど英語を教える先生になる講座も受講が可能。
こちらも、専門講座と同様に午後の選択授業ではなく、その講座のみを受講します。
日本で英語講師として働きたい、という方にお勧めの講座です。
既にその道で活躍されている方を多く輩出しているので先輩からの役立つアドバイスももらえます。

5.学校のスタッフ

学校のスタッフは常に生徒さんの事を考えてサポートしてくれる存在です。
学校のスタッフや英語の勉強方法や授業に関する悩みなど、いろんな相談にのってくれます。
学校のことだけにとどまらず、生活面での相談やホームステイで困った事、シェアハウスの探し方など、少しでも分からない事があったらひとまず聞いてみるといいでしょう。
初めての留学の場合には日本人スタッフ(または日本語ができるスタッフ)がいる学校をお勧めします

6.学校の施設

留学生が快適に過ごせるように語学学校にはいろんな施設があります。
無料のWi-Fiが飛んでいるのはもちろん、パソコンルーム、ラウンジ、自習室など様々な施設があります。
掲示板にはバイトの募集情報や週末のアクティビティの案内が貼りだされます。
パソコンで調べ物をして、自習室で友達と授業の復習して掲示板で最新の情報を入手して。と充実した留学生活を送れます。

7.アクティビティ

学校では授業以外にアクティビティが開催されます。
アクティビティというのは授業外での活動、「お楽しみ会」みたいなものでしょうか。
アクティビティに参加することで、いつもとは違う人と知り合う機会も増えます。

アクティビティの内容は映画鑑賞だったり、野球・サッカー観戦、市内観光、学校内でのパーティ、BBQ、週末には観光旅行などが行われます。

ほとんど毎日アクティビティを開催している学校もありますが、一部の学校では開催していません。
せっかくの留学、色んな人と会うのも留学の醍醐味の一つですのでアクティビティが開催されている学校を選ぶのもお勧めです。

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8.学校の場所

学校がどんな場所にあるかによって授業料、滞在費用が変わってきます。
留学で何がしたいか、によってもお勧めの学校の場所が違ってきます。

都市

日本からもアクセスがしやすく、何でもそろっています。
日本食が手に入りやすかったり、街の人も留学生に慣れていて初めての留学でも暮らしやすいのが特徴です。
時期によっては日本人の数が多くなる時期があるので、気になる人は時期を選んで留学しましょう。
都市には語学学校がたくさん集まるので競争も激しく、レベルの高い学校が多くあります。
語学学校の質にこだわりたい、英語力を短期間で上げたい、初めての留学、という場合には都市を選ぶと良いでしょう。

郊外

自然がすぐ近くにあるので、のんびりとした気持ちで勉強できます。
留学生の数が比較的少なく遊ぶところも少ないので、勉強に集中できます。
滞在費が安い傾向にあるので、予算を抑えたい人にお勧めです。

リゾート

勉強も遊びも充実させたい、という短期の留学生に人気です。
物価は比較的高めです。
海の近くに学校があって徒歩1分でビーチ。といった学校もあります。
勉強だけじゃつまらない。という人にお勧めです。

大学内

大学付属の語学学校やキャンパス内に学校を開校している語学学校があります。
大学のカフェテリア、図書館などの施設が学生と同様に使えるのが魅力です。

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