カナダのワーキングホリデー(ワーホリ)を徹底解説


目次


1.カナダのワーキングホリデー(ワーホリ)制度

カナダ ワーホリの申請条件

・申請時に18歳以上30歳以下であること
・日本の国籍を持っていること
・パスポートの有効期限がワーキングホリデーの
 滞在期間より長いこと
・心身ともに健康であること
・扶養家族を伴わないこと
・最低2,500カナダドル相当の資金を有していること
・滞在期間中の障害、疾病に備え医療保険に加入すること
・過去にカナダのワーキングホリデービザを申請し
・ワーキングホリデー許可通知書の発給を受けていないこと
・カナダから帰国する航空券がある
 または航空券を購入できる資金の証明があること

バイオメトリクス登録(指紋の登録と顔写真撮影)

カナダビザ申請センター(東京都港区芝)を直接訪問して登録する必要があります。

申請にかかる費用

IEC参加費用:150カナダドル
ビザ申請費用:100カナダドル
バイオメトリクス登録料:85カナダドル
合計:335カナダドル(日本円で28,500円くらい)

ビザの有効期間

ワーキングホリデービザ発給日から1年以内にカナダに入国
その日から12ヶ月間の滞在が可能です。

学校にはどのくらい通える?

最長で6ヶ月まで通えます
学校は一気に6ヶ月通う必要はありません。
例えば最初に3ヶ月学校に通ってアルバイトで貯めたお金で
後半にまた学校に行くこともできます

カナダから出国したらカナダに戻れない?

ワーホリビザの有効期間内なら何度でも出入国が可能です。
カナダから出国している間もワーホリビザの有効期間としてカウントされます。

同じ職場で何ヶ月まで働ける?

同じ職場で12ヶ月まで働けます。
もちろん職場は何回変わってもOKです。

ケベック ハイキング

2.カナダのワーホリがお勧めなのはこんな人

英語の実力アップをしたい

カナダのワーホリは学校に通える期間が6ヶ月までとなっています。
ワーホリで人気のオーストラリアやニュージーランドでは4ヶ月までしか学校に通えません。
学校に通う期間が長ければそれだけ英語力が上がります。
ワーホリの主な目的が「英語力アップだ」という人はカナダのワーホリをお勧めします。
学校に4ヶ月通う場合と6ヶ月通う場合、どのくらい英語レベルに差が出るか例をあげてみます。
多くの留学生は、渡航時TOEIC450点くらいが平均的です。
その留学生が4ヶ月学校に通った場合はTOEIC550点くらいまでアップするのが通常です。
これが6ヶ月になるとTOEIC700点くらいまで上がります。
中には850点を超える生徒さんもいます。
あくまで本人次第ですので個人差はありますが、参考にしてください。

英語とフランス語を同時に勉強したい

カナダの公用語は英語とフランス語。
そのため、カナダには英語とフランス語両方学べる語学学校がたくさんあります。
特にモントリオールやケベックには1日のうちに2ヶ国語を同時に学べる学校がある上
街中でもフランス語で話す会話が聞こえてきて、まるでフランスにいるようです。

多国籍文化に触れたい

カナダは「人種のモザイク」と言われることがあります。
留学はもちろん、旅行、移住など実にさまざまな国籍の人が集まります。
移民の受入に80%以上の国民が賛成しているカナダでは、それぞれのルーツを尊重する風潮があります。
つまり、その人の国籍のルーツを尊重して無理にカナダの色に染めない。
だからこそ、あらゆる人種の人たちがまるでモザイク模様のように国中にいる。
そんなイメージです。
母国のルーツを消さないカナダだからこそ、多種多様な多国籍文化に触れることができます。
たとえば身近な例では食事があげられます。
さまざまなルーツを持つ人が集まってきていますので世界中の料理を楽しむ事ができます。
カナダの中華が世界で一番おいしい、という人もいるほどです。

ナイアガラ

3.ワーホリにかかる費用は?

語学学校に平均的な期間(3ヶ月)通う場合の費用を見てみましょう。
ホームステイはシェアなどに移る場合を考えて1か月とします。
 ※ バンクーバーのILACで週22.5時間の授業を受けた場合。
  1カナダドル=85円として計算します。
・ 入学金:150カナダドル
・ 授業料:3,732カナダドル
・ ホームステイ手配費;200カナダドル
・ ホームステイ滞在費:960カナダドル
・ 空港お出迎え:110カナダドル
 合計金額は437,920円

これに航空券の料金と留学保険の代金がかかります。
それぞれ航空券:11万円
留学保険:25万円くらいですので
全て合わせると80万円ほどが最初に必要になってきます。
ワーホリ中にたくさん働くつもり、という方はこれに20~30万円ほどを予備として
合計100~110万円程度あればワーホリが可能です。
学校の期間を短くすれば、もっと安く行く事もできます。

カナダ ワーホリの費用

4.ワーホリに行く順番も考えて

ワーホリ制度を使っていくつかの国に行ってみたい。という場合には行く順番を考えましょう。
カナダのワーホリの場合、過去に滞在した国によってビザ申請で追加の書類を提出する必要があります。
特に多いのがオーストラリアにワーホリで滞在して、カナダのワーホリ申請をする場合です。
この場合、オーストラリアの無犯罪証明(National Police Check)やクイーンズランド州に滞在した場合には
Traffic Historyの提出が求められます。
オーストラリアから日本に帰国した後では、この2つの書類を揃えるにとても手間がかかります。
オーストラリアとカナダ、両方のワーホリを使いたい。と思っている方はカナダのワーホリを先にすることも考えましょう。

カナダ ブリティッシュコロンビア州の川

5.ワーホリ保険について

ワーホリでカナダに入国する場合、ワーホリ期間をカバーする保険に入っている必要があります。
カナダ入国の時に保険証券を見せるように言われることがありますので必ず手荷物でもって行きましょう。
ワーキングホリデーでの1年間をカバーしていない保険の場合、ワーホリ期間が短くなったり、最悪の場合入国拒否となります。

世界的観光地 バンフの風景

6.入国時の注意点

無事ワーキングホリデービザの許可がおりたら手紙が届きます。
手紙の発効日から一年の間にカナダに渡航するようにしましょう。
カナダの空港にあるイミグレーションで許可がおりた時の手紙を審査官に見せます。
ここで正式なワーキングホリデー就労許可証が発行されます。
ワーキングホリデー就労許可証をもらったら、必ず就労許可証の有効期限を確認するようにしましょう。
有効期限は入国日から1年になっているはずですが、まれに有効期限にミスがある場合があります。
そのほか名前にミスがあった人もいます。
その場で申し出て直してもらわないと、後からだと大変な目にあいます。
必ずチェックしてください。
入国の際には資金証明、留学保険の加入を証明できるように準備しておきましょう。
あまり見せるように言われることはありませんが、提示を求められたときに見せられないと入国できない可能性もあります。