カナダ留学 ROワーホリ(セカンドワーホリ)を解説 2025年対応
2024年5月にLanguages Canadaという組織が新たにRO団体に加盟。セカンドワーホリ(ROワーホリ)の新しいプランが生まれました。
かなりハードルが下がったROワーホリ(セカンドワーホリ)
簡単に言うと「特定の語学学校に12週間申し込む事で、ROワーホリ(セカンドワーホリ)が取得出来る」仕組みです。
今までは一部の留学エージェント経由でしか取得できず、手数料だけで50~60万円くらいだったROワーホリが学校に通うことで取得できるようになりました。
この新しいRO(セカンド)ワーホリ「Languages Canada RO」について解説します。
2026年分のセカンドワーホリ(ROワーホリ)の事前受付を開始しています。
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目次
1.RO(セカンド)ワーホリとは?
そもそもROワーホリ(セカンドワーホリ)について、詳しくないという方もいると思います。
この制度は31~35歳の方または2回目のワーホリをしたい方向けのワーキングホリデー制度です。
俗にセカンドワーホリとも呼ばれてますが、カナダ政府から認定を受けた指定機関を通してのみ申請が可能です。
期間は1年間で通常のワーキングホリデーと同じく、カナダでの就学、就労、滞在ができます。
2.Languages Canada ROとは?
従来のROワーホリは、自分で直接手続きをするか特定の日系エージェント経由で手続きをするか、という二択でした。
あまり情報の多くないなか自分で申請するのはハードルが高い、という方は指定の留学エージェントを利用することになりますが、申請の費用だけで60万円くらいかかるというもので高額なのがネックでした。
さらに留学エージェントごとに申請枠が決まっていて申請枠もかなり少ないなど狭き門でした。
今回の新プラン(Languages Canada RO)では、どの留学エージェントでも申し込みが出来て、かつ12週間以上の授業料も含まれた価格設定のプランが生まれました。
これがLanguage Canada ROです。
発行されるビザ自体は通常のビザ同様、通学期間を含めて1年間の滞在が可能です。
料金も授業料+α程度です。
これまでの留学エージェント経由の従来のROワーホリ(セカンドワーホリ、学校なし)よりも割安になる場合もあります。
Languages Canadaについて
ここでLanguages Canadaについてもご説明しておきましょう。
Languages Canadaはカナダの語学教育機関です。
カナダの9つの州、200以上の語学学校の基準を監査しています。
監査の対象は授業カリキュラム、教員資格、学生サービス、学生受入れ、マーケティング、販売促進、施設、事務管理などに及びます。
また万が一語学学校が閉鎖・倒産した場合の損害を最小限にするため、影響を受ける学生を対象に本来受講する予定だったコースと同等金額、同等内容でカナダ国内の認定校で提供される代替コースをいつでも受講できるようにしています。
2024年に新たにRO団体として認定されました。
ROワーホリ(セカンドワーホリ)申請条件
1.年齢:18歳~35歳
2.カナダとワーホリ協定のある国の国籍(日本国籍を含む)
3.最低$2,500の資金証明が可能であること
4.滞在期間全てをカバーする医療保険に入っていること
5.往復チケットの所持または資金証明が可能なこと
6.家族を同伴しないこと
7.カナダ滞在を拒否されないこと
8.プログラム料金を支払っていること
9.最低12週間英語またはフランス語の語学プログラムを受講すること
3.セカンドワーホリ メリットとデメリット
Languages Canadaセカンドワーホリ のメリット
学費込みでもROワーホリ単体で申し込みを行う日系エージェントと大差ない価格
学校が申し込み窓口になっていて手続きがシンプルで安心
好きな留学エージェントを通して利用可能
Languages Canadaセカンドワーホリ のデメリット
学校に通うため、通学中はフルタイムで働くことが難しい
自分で直接ROに申請するよりも高額になる場合もある
語学学校がセットなので学校に通いたくない人には適していない
学校ごとにROの枠があり、埋まるまでに申し込む必要があります。(=早い者勝ち)
4.費用紹介
現在、Languages Canada ROワーホリ(セカンドワーホリ)はビクトリア、バンクーバー、カルガリー、トロント、モントリオール、ハリファックスに位置する8つの語学学校にのみ認められています。
費用は2025年の費用を掲載しています。
ILSC Education Group(トロント、バンクーバー、モントリオール)
ILSCではトロント校、バンクーバー校、モントリオール校で受講が可能です。
オンライン授業も選択できます。
プログラム名 | 費用 | 概要 |
---|---|---|
Work & Study | CA$7,520 (教材費込み) | ・ワーホリビザ申請サポートレター ・12週間の英語またはフランス語の学習(週15-20時間) ・ジョブクラブ参加(※) |
※ジョブクラブ:レジュメやカバーレターの書き方、インタビュースキル、仕事探しに必要なスキルなどのウィークリーセッションを受講できます
CES(バンクーバー、トロント)
CESでは25レッスン・12週間以上のコースを申し込む事でROワーホリの対象となります。
トロント校およびバンクーバー校で受講が可能です。
プログラム名 | 費用 | 概要 |
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Study and Work Programme | CA$5,215(教材費込み) | ・ワーホリビザ申請サポートレター ・12週間の英語プログラム(週25レッスン) ※最後の4週間は午後クラスにJob Readiness Classが含まれます ・希望者は追加$950で仕事探しサポート |
Global Village(ビクトリア、カルガリー)
Global Village はビクトリア校およびカルガリー校で受講が可能です。オンライン授業での受講も可能です(カルガリー校のみ)
プログラム名 | 費用 | 概要 |
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Study & Work | CA$5,750 | ・ワーホリビザ申請サポートレター ・12週間のESL(英語プログラム) |
International House(IH)(バンクーバー)
IHでは20レッスン・12週間以上のコースを申し込む事でROワーホリの対象となります。
バンクーバー校で受講が可能です。
プログラム名 | 費用 | 概要 |
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Work and Study | CA$6,500~(教材費込み) | ・ワーホリビザ申請サポートレター ・12週間の英語プログラム(週20レッスン) ・就職支援(面接練習+レジュメ添削等) |
Oxford International(バンクーバー、トロント)
Oxford Internationalでは12週間以上のコースを申し込む事でROワーホリの対象となります。バンクーバー校、トロント校、ハリファクス校で受講が可能です。
オンラインでの受講も可能です。
プログラム名 | 費用 | 概要 |
---|---|---|
Work & Study | CA$7,000 | ・ワーホリビザ申請サポートレター ・12週間の英語プログラム 就職支援 |
VGC International College(バンクーバー)
VGCでは週に27時間のレッスン・12週間以上のコースを申し込む事でROワーホリの対象となります。VGCバンクーバー校で受講が可能です。
プログラム名 | 費用 | 概要 |
---|---|---|
Study and Work | CA$7,000 | ・ワーホリビザ申請サポートレター ・12週間の英語プログラム(週27時間) ・ジョブサーチクラス ・就職支援 |
カナダの通常のワーキングホリデーはこちらの解説をご覧ください