学校の選び方

いざ留学に行こうと思っても学校がたくさんあり過ぎて訳がわからなくなりますよね。
どんな学校が自分に合ってるのか。
そもそもどんな学校があって、どんな特徴から考えればいいのか。
気になるポイントを解説していきます。

目次

1.学校の種類 大学付属か私立か

語学学校にはカレッジ・大学の付属校と私立の学校があります。
それぞれ特徴を見て行きましょう。

カレッジ・大学の付属校

最大のメリットは私立の学校よりも安いことが多い。ということです。

ただ私立の学校は毎週月曜日に入校ができますが、付属校は入校日が決まっています。
そのため、スケジュールを学校にあわせる必要があります。

1クラス人数が多いのがデメリット。
やはり1クラスの人数は少ないほうが英語のレベルアップには向いています。

進学を目的とした留学にお勧めです。
進学用の英語を学ぶので日常会話や街で役立つ英語を身につけたいという場合には私立の学校がお勧めです。

私立の学校

毎週月曜日が入校日の学校がほとんどで、レベル分けも細かいので効果的な英語力アップが望めます。
選択授業で効果を上げたい分野を集中的に勉強できるなど細かいニーズにこたえる工夫をしています。

1クラスの人数が少ないのですぐに友達になることができます。
アクティビティが頻繁に開催されるのも留学生活の楽しさです。アクティビティを通じて世界の留学生と友達になれます。

授業ではすぐに使える英語を身につけることができます。

カレッジと提携している学校もあり、無試験で進学することができます。

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2.学校の規模

100~200人程度の小・中規模校から1000人以上が在籍する大きな学校があります。

小・中規模校

100人以下から200人前後の小中規模の学校です。
この規模の学校はアットホームですぐに馴染みやすい雰囲気があります。
そのため、友達も作りやすく短い期間でも多くの友達を作ることができます。

他方、小規模な学校では英語のレベル分けがそれほど細かくない学校があります。
細かいレベル分けを希望する場合には大きな学校が良いでしょう。

また学校が国籍をコントロールしていない場合には特定の国籍の留学生が多くなることがあります。
学校の国籍割合や国籍が偏らないようにコントロールしている学校かどうかを確認しましょう。

仲間を作って楽しくワイワイと学びたい。
アットホームな雰囲気の中で留学生活を送りたい。
という方は小・中規模の学校を考えてはいかがでしょう。

大規模校

500人を超えて1000人以上の規模の学校です。
多くの留学生が通うマンモス校のイメージですが、英語のレベルによって校舎が違っっていたりと「留学生が多すぎて落ちつかない」ということはありません。

大規模校はカリキュラムがしっかりしていて語学力アップには最適です。
またレベル分けが細かいことが多く、必ず自分にピッタリのレベルで学べます。

たくさんの留学生が集まるため国籍は様々です。
100カ国以上の留学生が集まる学校もあります。

大規模校ではカレッジ・大学との結びつきが強い場合が多く、一定の語学力があれば無試験でカレッジ・大学に進学することが出来る場合もあります。

様々な国籍の人としっかりとしたカリキュラムでしっかりとしたサポートを受けながら英語力を上げたい。という方にお勧めです。

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3.国籍比率

学校にどんな国籍の留学生がいるか。学校によってアジア人が多かったりヨーロッパが多かったり、と特徴があります。

学校の規模が大きいほうがいろんな国からの留学生が集まり、国際色豊かになります。

また学校全体の国籍比率とクラスの国籍比率では異なる場合が多いです。
日本人留学生の多くは初級~初中級レベルのため、初級~初中級レベルの暮らすには日本人が多い傾向があります。
上のレベルにいくと日本人は少なくなる傾向にあります。

4.日本人の多さ

上で書いた国籍比率にも関係しますが、日本人の多さも学校によって異なります。
大都市には日本人が集まりやすいため日本人比率が高い学校が多くあります。

日本人が多いのはちょっと。という場合には日本人が少な目の学校を選ぶか国籍をコントロールしている学校を選びましょう。

5.得意な分野

学校によって得意な分野が異なります。

英会話が得意なのかビジネス英語が得意なのか。英語の検定試験対策が得意な学校もあります。
発音を治したいならこの学校、など自分が伸ばしたいところ、弱点の補強を考えて。などその学校が得意な分野を学校選びの1つの基準とする方も増えています。

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6.カリキュラム

学校のカリキュラムの特徴は大きく幾つかに分類出来ます。自分にあった勉強が出来る学校かどうかをじっくり考えてみましょう。

一般英語+選択授業

多くの学校は、「一般英語+選択授業」というカリキュラムです。
午前中は英語の基本4技能(読む、書く、話す、文法)を総合的に学びます。
午後は自分の伸ばしたいところ、弱点だと思う分野を学びます。
午後の選択授業は1週間から選択できる学校も多く、留学生の希望にあわせて細かく選ぶことができます。

全て選択授業

午前も午後も全てのクラスが選択制というスタイルです。
ただ全ての選択授業を受けることが出来るわけではなく、レベルによって受けられる授業が変わります。
すべてカスタマイズして授業を受る必要があるので、自分の弱点やどこを伸ばせばいいかが分かっている場合にお勧めです。

学校のカリキュラムにお任せ

学校が全ての授業をしっかりと準備してくれます。
留学生は学校のカリキュラムに従っていれば、効率よく英語力をアップさせることができます。
英語の各分野をバランスよく効率的に勉強できるように、学校の講師陣が考えてくれていますので安心です。

会話重視の授業

街ですぐに使えるようなコミュニケーションを重視した授業を行っています。
選択授業もスピーキングや発音矯正など、コミュニケーション能力を高めるための選択授業を多く用意しています。

一般英語+カルチャー・スポーツ

英語の授業を受けながら、英語以外の分野も楽しみたい・勉強したい。という方に向いています。
スポーツはゴルフ、スキー、スノーボード、スキューバ、ダイビング、ダンス、ヨガなどの選択授業があります。
カルチャーは音楽、料理、映画製作、アート&デザインなど色んな選択授業があります。

7.選択授業の種類

学校によって選択授業の数や傾向が違います。
進学英語や英語試験対策に力を入れている学校もあれば、スピーキングに力を入れている学校。ビジネスで英語を使うための選択授業が充実している学校もあります。

スピーキング系選択授業

パワースピーキング、リスニング、発音、文法、ボキャブラリー、ディベート、エブリディイングリッシュ、パワーイングリッシュ

試験対策系選択授業

ケンブリッジ英検対策、TOEIC対策、TOEFL対策、IELTS対策、読む、書く、文法、ボキャブラリー

進学系選択授業

大学進学準備、読む、書く、文法、ボキャブラリー、アカデミックボキャブラリー、アカデミックリーディング

ビジネス系選択授業

ビジネス英語、読む、書く、文法、ボキャブラリー

8.レベル分けの多さ

レベル分けは細かければいい、という訳ではありませんがレベルが少なすぎてもよくありません。
6レベル以上ある学校を選びましょう。

学校によっては10レベル以上のレベル分けがある学校もあります。
ただし、学校の規模が小さすぎて生徒数が少ないと全てのレベルが開講されない場合もあります。
きちんと開講されているかどうか、よく確認しましょう。

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9.学校の厳しさ

学校によって厳しさは違います。

学校にはいろんなルールがあります。

遅刻・欠席をした場合の管理、宿題の多さは学校によって異なります。

またイングリッシュオンリーポリシーも、学校内だけで英語以外を禁止している学校もあれば学校から1ブロックのところまでを英語以外禁止としている学校もあります。
母国語を使用した場合のペナルティも学校によって異なります。
複数回母国語を話した場合に出席停止などの罰則があります。

私たちは定期的に学校の視察に行っていますが、お客様を見つけて思わず日本語で話すと学校のスタッフが飛んでくる、といったこともあります。
ただイングリッシュオンリーの厳しさには差があり、上記のように学校スタッフが飛んできて注意される学校もありますし、それほど厳しく注意されない学校もあります。

ルールが厳しい学校はやる気のある留学生が集まることが多いですが、人によっては少しゆるい雰囲気の方が合っている人もいます。
自分の性格に合った学校を選びましょう。

10.国別学校選びの注意点

カナダ

カナダでは語学学校の基準を一定に保つために色んな資格を設けています。
その資格を持っている学校かどうかが1つの基準になります。
また州によっても変わります。
カナダの語学学校の選び方について詳しくはこちら

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